第24章 『とろけるチョコは恋の味♡』木葉秋紀 R18
ピンポン
部屋のチャイムが鳴り玄関を見れば、先に鍵を開けておいたドアのドアノブが回る。
「夏乃さん、来たよ。」
そう言いながら玄関で靴を脱いでいるのは年下の彼氏、木葉秋紀。
私が梟谷に通っていたときに1つ年下の秋紀に告白されたのが始まり。
付き合ってから2度目のバレンタインは最近あまり会えなかったからとゆっくりできるお家デート。
『いらっしゃい、秋紀。
時間ぴったりだね。寒かったでしょ?』
玄関の隣のキッチンで作業をしながら話しかけると、秋紀は靴を脱ぎながら私の問いに答えた。
「やばい冷える。」
秋紀は鞄を床に置くと、後ろから私を抱きしめ体を弄り始める。
あいにく作業中の私は手がふさがっていて秋紀の手から逃れることができない。
『やっ!つめたいっ秋紀!』
「夏乃さん、あっためて?」
するり
ニットの隙間から冷えた指が入り込む。
冷たいのともどかしいのでふるりと体が震えた。
あっという間に下着のホックが外され、冷たい手が胸を揉みしだく。
『や…なの…秋紀…』
「嫌って言ってるけど、ココ、勃ってる。」
私の熱で温もってきた秋紀の指先が私の胸の先端を摘む。
『ひゃあんっ!』
温もったといえどもまだまだ冷たい指先にびくつくと耳元でくすりと笑う声がした。