第11章 『俺の年上カノジョ。』灰羽リエーフ R18
「って夏乃さん口の中、ぺってして!」
口の中に放った事を思い出し、ティッシュを探そうとキョロキョロしているとこくんっと飲み込む音。
『飲んじゃった。』
そう言って夏乃さんは口をかぱりと開く。
口の中にあったはずの白濁は綺麗になくなっていた。
「おいしくないでしょ!うがいうがい!」
うがいをさせるためにキッチンに促そうとするが夏乃さんはにこりと笑った。
『リエーフのだもん美味しくないわけないじゃない。』
その言葉に俺の顔は一気に赤くなる。
嬉しいのと、恥ずかしいのと、くすぐったいのがごちゃまぜでどうしたらいいかわからない。
『ね、リエーフ。挿れて…いい?』
そう言い俺を見る夏乃さん。
その目は己の欲望でぎらりと光っていた。