第4章 痛い 【トド松】*
ト「僕はもぅ待たない。
いっつもそうだ。末っ子だからって
なんでも僕は後回し。
兄さん達ばっかり。僕がパチンコで勝った金だって平気で奪ってきやがるし…」
ト「いつも末っ子っていう損な役回りしてるんだから…
童貞卒業は僕が最初でも
いいよね?」
正直な所怖かった。
いくら夢でも初めてを奪われる事が。
でもこの先生きてたって
どーせヤれるわけないから
うちは抵抗するのをやめた。
ト「…抵抗するのやっとやめたんだ?
これで僕は童貞なんかじゃない。
まゆも処女なんかじゃ
なくなる。」
「そ、そうだ、ね」
ト「大丈夫優しくする。
なるべく痛くしないから。」