第11章 騎士*
十「ダメだよ。トッティー」
ぐいっと十四松くんに力強く引っ張
られた。
彼はこんな時に野球でも行ってたのだろうか。
バット片手に持っていて
薄汚れていた。
十「女の子に手を出しちゃダメ。」
「じゅ…し、まつ…くん」
十四松くんはバットを地面に置いた
ト「十四松兄さん…!」
十「これで赤ちゃん産めなくなっちゃう体になったら辛いもんね?」
と優しくお腹をさすってくれた。
「あ、ありが、とう…」
うちは十四松くんの優しさに涙が
溢れ出した。
十「大丈夫?君は二階で休んでていいよ。」
「うっ、うんっ」
今の二階は全く休める状態じゃないけど。
でもうちが階段を登ろうとした時
十「あとさっきトイレに引きずり込もうとしていたよねー?」
ト「いっ、いつの間に…見てたんだ」
十「うん。この前おそ松兄さんとトッティーがこの子をレ○プしていた時も。」
十「こっそり見てたんだー」