第8章 よい子だけ 【一松】*
「な、なんで…?」
一「…え?」
「なんであの時…真っ先にこの家にうちを招いたの?」
そうだ。一松くんはうちがどっか行きたいったら真っ先に家に連れて来た。普通なら断られるのに。
お「あー俺たちがそう一松に仕組んだんだよ」
「え?」
ト「だってぇまゆちゃん明日も来てくれるって言ってたから…」
「…なんて言って仕組んだの?」
お「そう怒るなよー童貞捨たいならまゆって奴をこの家に連れてこいっただけだよー?」
「なっ…?!」
ト「だって最初パーカー渡しにこの家に来た時結局家に上がらずに
逃げちゃったじゃん」
「…なにそれ。それじゃあうちは
ただ身体目当てって事…?」
お「身体っても下半身だけねw」
ト「あれもしかして気づいてなかった?」
「だって!うちの初めてまであげたのに…っ」
お「だってさぁ俺達がまゆちゃんとHしてる時キスした事あった?
好きとか一言でも言ったことあった?」
「っ…?!」
お「うわーwまさかの気づいて無かったパターンwま、まゆちゃんって恋愛経験なさそうだしそりゃあ
わかんないかー」
「……………。」
ト「あのね世の中にはぁそうゆうことがたっくさーんあるんだよ?
客観的に見たら僕達の方が最低だけどまゆちゃんだって気持ちよかったでしょ?」
ト「ならそれでいいじゃん♡」
「どうしてそんな考えが持てるの…
どうして…」
お「はぁ…もしもの話だけど
ブスでデブな男が美人な女に告白したってフラれるのは目前だろ?」
お「それは女も同じブスな女に告白されたら俺だってやだよ。」
「もしもじゃあうちみたいなブスに恋したらどうするの?」
お「え?wまゆちゃんとかありえないwww」
そう言っておそ松くんは爆笑した。
うちはもぅ頭に来て
ここから一刻も早く出たいと思った
「さよなら。」
一「ま、待ってまゆ。その…」
一「ごめん…」
「…………。」
残念だけどうちは他の夢小説の主人公とは違って酷い奴だから
謝られたって無視してやる。
ト「えー?!待ってぇ!
僕達まゆちゃんしかいないのぉ…
だから許して?お願いっ♡」
「どうせうちがいなくなったら
ヤれないからでしょ?」
ト「ち、違うよぉ!」
「もぅいい。帰る。」
本気で帰ろうとしたその時