第7章 まかせた
「え‥?」
「気づいていたのかゼン‥」
「気づくも何も昨日から不自然すぎます!!」
「俺はもうこの城には戻ってこない‥」
「兄上!!この城はどうなるんですか‥」
「言っただろう?あとは任せた‥と」
そういうとイザナ殿下は行ってしまった
「ゼン‥」
「‥里奈俺の部屋にきてくれ」
里奈はゼンの部屋に向かった
するとゼンは里奈に抱きついてきた
「え‥ゼン!?どど‥どうしたの?」
里奈はびっくりしている
「気持ちの整理がつくまでこうしててもいいか?」
「うん‥いいよ」
「ありがとう‥」
「イザナ殿下が行っちゃう事ゼンは知ってたの?」
「まぁな‥でもいざ‥兄上がいないとなると‥不安で仕方ない」