• テキストサイズ

赤髪の白雪姫〜私の王子様〜

第6章 お見合い


イザナ殿下はゼンに気づくと剣を里奈に向けた

「それ以上近づいたらこの女を斬るぞ?」

「ゼン‥」

「形だけのはずではないのですか?」

「形だけとは言ったが‥この女に何もしないとは言ってないだろ?」

「‥里奈をどうする気ですか!!」

ゼンがそういうとイザナ殿下は剣をおろし里奈を後ろから抱きしめた

「兄上!!」

ゼンが前にでようとした時オビに止められた

「もうそれくらいにしといたらどうです?」

オビがイザナ殿下に近づいた

「オビ!」

「主がお嬢さんの事どれほど大事なのか‥大事に思っているのか‥あんたにならわかるはず‥いやわかっているはず」

「確かにその通りだ‥だが今はお見合い中だぞ?邪魔をしないでくれ」
/ 39ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp