• テキストサイズ

白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第9章 INEVITABLE-必然の運命-


確かに顔は似てる
綺麗でどこか色っぽくて

でも温度のない表情は
氷の様だと思った

「初めまして」

軽く会釈をして
通り過ぎようとすると

「姫凪に変な事を
教えないように。
分かったわね?」

当たり前の様な命令口調

カチンときたのは言うまでもない
怒鳴りたい気持ちを
押し殺して黙ったまま俯く

俺が食ってかかったら
姫凪に八つ当たりが行くかも

そう思って耐えた
/ 1320ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp