第9章 INEVITABLE-必然の運命-

『…じゃあ…明日まで…
我慢する！早く元気になって　
退院する！
そしたらもっとイッパイ
明光くんと居られるでしょ？』

「お前は…ホント可愛い…　
そうだな、早く退院して
部屋においで？　
イッパイ一緒に居よう？」

明光くんの腕が私を包んで
"また明日ね"って囁く

明光くんの"またね"は
私に力をくれた

明光くんのチューは
私に幸せをくれた

明光くんは私に
光をくれた
苦しいから助けてくれた

明光くんは
私の大好きな人で
私の大切な人で
　
世界一カッコイイヒーロー　　

これはきっと
私がこの世から
居なくなるまで変わらないって

思ってる