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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第9章 INEVITABLE-必然の運命-


一人になった部屋の中
苦しくなってくる息

誰かタスケテ………

ベットの上で
短い呼吸を繰り返す私の耳に

「姫凪?起きてる?」

明光くんの声が届く

『明…光…くん……!』

必死に手を伸ばす

記憶が曖昧だから怖かったけど
胸元の印は
きっと明光くんが
私をまた受け入れてくれた証

そう信じて
優しい声に縋った
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