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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第7章 GRAVE‐刻み込む-


普通なんかじゃなかった

喋りもしない
笑いもしない
細い身体はより細くなった気もする

「そっか。なぁ…姫凪が…
居ねぇと…寂しくね?」

眉毛を下げた兄ちゃんは
本当に寂しそうだった

「…別に…普通…。」

「そっか。普通…か…
…これが普通だったんだよな
なんか姫凪が居るのが
当たり前になってた(笑)」

僕もだよ

ねぇ。姫凪。なんで来ないの?

遊ぼうよ?
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