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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第22章 VOID-からっぽの- 


「アニキ………」

「明光くん…」

男の人の後ろから
男の子が二人。

「蛍、忠。
家、戻ってろ?
姫凪連れてすぐ帰る」

蛍…忠……。

「姫凪ちゃん?
何してるの?帰ろ?
そんなトコ居ないでさ?」

ソバカスの子は心配そうに
私を見て言う

うん。そっちに行きたい

男の人の腕の中で藻掻いてると

「姫凪。
いい子にしなさい。」

ママの声が耳に響く

ビクンと大きく跳ねて

再び身体は固まった
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