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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第22章 VOID-からっぽの-
「姫凪、離れんなよ?」
あきてるさんが
私の手を握る
「キミ、誰?
俺の姫凪に
馴れ馴れしいよ?」
若い方があきてるさんに
近付いて
握られてた手を蹴った
痛みに離した私の手を
その人は引いて
自分の胸に
私を抱き締め
「キミのモノじゃないんだから
触るな。
コレは俺の。
ガキ連れて帰れ。
お前ら用済みだよ?」
あきてるさんを
嘲笑い
顎をしゃくった
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