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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第22章 VOID-からっぽの-
「姫凪さん?」
聞こえてるよ?
でも、ごめんなさい
応えられない
私の目の前で
手を振ったり
身体を揺すられたり
そして慌てて部屋を出て行った
なんだろう?
ヤッパリ私ヘン?
あの女の人の事も
自分の事も
なんとも思わないの
空っぽなの
何も感じない
声が出なくなって
更に数分後
部屋の前が騒がしい?
「姫凪!大丈夫…か?」
誰か入って来た?
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