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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第20章 TINY-ちっぽけな-


「姫凪…
開けて?姫凪の顔見れなきゃ
俺寂しくて死にそう…
苦しいよ…姫凪」

使い古されたズルイ手だと思う

でも

『あ…明光くん…
ごめんなさい…!』

「良かった…顔見れた…」

お前の顔見れるなら
俺、ズルくていいや

カーテンを引いて
現れた心配そうな顔
閉められた窓に映った
俺の情けない顔

なんだよ。
本気で泣くとこだったんじゃん。
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