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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第2章 過去


「何してんの?離して」

不機嫌な蛍くんの声

『…帰りたくない…』

「じゃあ大人しくアニキの部屋に
行って寝てきたら?」

『ヤダ…』

お願い蛍くん………

「じゃあどーすんの?」

『蛍くんと寝る…』

一人にしないで………

「な、何言ってんの?
それがどういう事かわかってんの?」

わかりたくないよ

「ねぇ、ホント冗談止めて?
帰らなくても良いけど
僕と寝るは絶対ないから」

『昔は一緒に寝てくれた…』

昔のままがいいの

「もう昔じゃないでしょ?
アニキと付き合ってたなら
一緒に寝るのがどういう事かくらい
想像つかない??」

でも、でもね?
怖いの………
息も出来なくなる
傍にいさせて………
蛍くんと居たいの!
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