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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第2章 過去


『…いっ…たぁ…!』

蛍くん渾身の頭突き

「…キミ、バカでしょ?普通
ホントにじっとしてる?」

いや、女の子に思いっきり
頭突きとか普通する??!

さっきの色っぽさは無くて
いつもの意地悪な蛍くん
気のせい?
でもチョット本気っぽく
なかった??
んー…どうなんだろ。
頭が纏まらなくて
部屋に戻る蛍くんを
引きとめようとしたけど

[今ムラムラしてた?]なんて
聞くわけにもいかず
いつも通り笑って見送った
気のせいでもそうじゃなくても
気を付けなきゃ
明光くんの話を思い出す

[蛍だって男だぜ?]

変わるなんて思ってないけど
きっかけ作っちゃダメだ 
せめて蛍くんとの関係だけは
壊れて欲しくない

って。思ってた私が
なんで蛍くんの隣で寝てるかというと。
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