第2章 過去
おー!これが噂の
【彼シャツ】!?
なんて言ってる場合じゃない
走ってリビングへ向かった
でもリビングには蛍くんも
居るじゃん
明光くんとあんな所で
エッチしたとか
知られたくないんだけど…
ってまた自分の都合…
私ってなんでこんな
ガキなんだろ……
ため息を漏らし
リビングのドアを開ける
蛍くんと明光くんの視線が
集中して
第一声が出てこない
『お風呂ありがと。明光くんどーぞ』
なんとかそれらしい事を
言ってみると
「おー!似合う似合う!
ヤッパこーゆう格好萌えるよなぁ!」
「なんでキミがそれ着てるの?」
全く正反対の反応の2人
えぇ!?待って!
コレ明光くんのじゃないの?!
蛍くんが凄い怖い顔して
こっち見てる