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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第2章 過去
「大丈夫??」
小さく呟かれる声に
『あぁ!うん!
ほら、蛍くんも手伝って』
わざと大きく返事して笑い
蛍くんの手を引いて
キッチンに戻る
盛り付けの続きをしてると
「さっきはゴメン」
すれ違いざまに蛍くんが呟いた
『別に大丈夫だよ!姫凪は
強い子だから♫』
なんて。本当はチョット
泣きそうだったけど
でも大丈夫だよ?
チャント笑えてるでしょ?
泣かないよ?
迷惑かけないよ?
だから…【家族みたい】で
いいから……
私を二人の傍にいさせて
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