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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第2章 過去


「うん!今日の唐揚げもウマ!」

『あー!それ蛍くんの!』

「内緒内緒(笑)」

『明光くんの食いしんぼ』

明光のつまみ食いを注意して
自分のお皿から唐揚げを1つ
蛍くんのお皿に盛り直す

「姫凪って蛍に甘いよな
ま、蛍もだけど」

『えー?蛍くんのどこが?』

「蛍に聞かれたら
また苛められるぞ、それ」

『怖くないもーんだ!』

だって。知ってるもん
蛍くんが本当はとっても優しい事
私が明光くんと付き合っても
別れても
蛍くんは変わらなかった

私の不安な毎日をいつも通りの毎日に
さり気なく戻してくれた
だから私は蛍くんと
ずっとずっと友達で居たいって
思ったんだもん

だから明光くんも
変わらないで?
また友達に戻って3人で…
叶うかな?叶うよね?
私笑顔で居るから
昔と同じ笑顔で二人の前で
過ごすから
変わらないままで居て?
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