第2章 過去
『もー…!こんな事しちゃだめ!』
「なんで??」
え?なんで?
『だって…もう姫凪と明光くんは…』
終わったじゃん…
なのにこんな事オカシイ………
『ちゅーとかって恋人同士しか
しちゃいけないんだから!』
明光くんから離れて背中を向ける
「んな可愛い事言って…わざと?
なぁ…姫凪…シヨ?」
『チョット…明光くん本当にダメ…!』
拒む私の手を握って
「姫凪?いー子にして?」
明光くんが優しく笑う
『ヤダぁ……』
「いー子?出来る?」
拒否の言葉は聞いて貰えそうにない
背中に手を這わして止め具は
あっさり外されて
捲られたブラウスの下の
膨らみに舌が当たる