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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第2章 過去


「お前が泣いてたら
何があっても守りに行ってやるよ」

『姫凪泣かないもん!』

「知ってるよ、だからお前が泣くときは
よっぽどキツイんだろ?
そん時は俺が1番に抱きしめる」

『別れる前のセリフじゃないって…』

「嫌いで別れるわけじゃねーもん」

『お人好し』

「よく言われる(笑)」

いつも通りに笑う明光くんと
いつも通りに会話して
短い恋人期間に
終止符を打った

その日を境に
私はまた彼を【明光くん】って
呼ぶようになった
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