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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


『蛍くーん…朝だよー……』

翌朝、珍しく姫凪の方が
先に起きていて
僕の肩を揺すってる

「…早い…ね…」

『うん!たまにはね?エラいでしょ?』

ニコッて笑う
チョット前に起きた事がわかる顔

「…起きたばっかでしょ?
顔にシャツの皺ついてる…」

『え!?うそ!?』

「うん、ウソ」

寝惚けながらクスっと笑うと

『蛍くん!寝起きまで意地悪!』

なんて言って頬を膨らます
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