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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


『えっと…はい……』

よかった。
これで抱きつかれたら
止まれなかった

サッサと寝ちゃおう?

なかなか寝ない姫凪と

いつも通りに会話して
滾った気持ちを抑え込んで眠る

あ、名前呼び…
いっか。また明日で。

明日もまたキミは側に居てくれるから

そうでしょ?

感じてた不安も
割り切れない想いも
全てを差し引いても
僕は幸せだった

キミが僕に見せたあの
【幼馴染】じゃない顔に
浮かれていたんだ

キミの決断なんか
知りもしないで。
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