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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第1章 アニキの元カノ


これで布施が
【想像つく】なんて
答えちゃったらどうする?
それでも一緒にって言われたら
僕は…抑えきれ…

『わかってるもん
姫凪子供じゃないもん』

考え纏まらないまま答えるなよ

「そんなに僕に襲われたいの?
発情期?アニキとヤッて
僕ともとか(笑)
そういう節操のない女
ホント嫌いなんだよね」

もう思ってる事も
思ってなかった事まで
溢れる様に口からでて
布施の目から見る間に
涙が溢れ落ちた

『あ…ごめ……蛍くん…』

「寝たいなら勝手にどーぞ?
僕はキミなんか興味ないし
横に居ても居なくても変わらないし
その辺の石ころ位ならもんだから」

『…蛍…く…』

布施の声が涙で掠れる
握られてた手がユックリと離れて行った
気まずい空気を破ったのは

「ふわぁー…アレ?蛍ー…と…
姫凪!?」

トイレにでも起きてきた
アニキ
泣いてる布施に駆け寄る

『明光くん……』

布施がアニキに抱きついた
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