• テキストサイズ

白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第4章 たかが恋?


置きっぱなしの携帯が光る

ディスプレイには
蛍くんの着信を知らせる文字

出られるわけ無い

どの面下げて会えるの?

こんな汚い私は消えてしまえばいい

必死に頼んだら 
もしかしたら両親の居る所に
置いてもらえるかも
空気みたいにしてれば 
【要らない子】でも
受け入れて貰えるかもしれない

もう、ここに居たらダメだと思った

もし、蛍くんと会ったら
優しい言葉なんかかけられたら

きっと私は明光くんとの事を
隠したまま蛍くんに
縋ってしまう 
/ 2295ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp