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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第4章 たかが恋?
「またな、姫凪」
姫凪を家の前で車からおろす
手だけ振って
車をスグに走らせた
わかってるんだ
俺が離れたら
お前はきっと
声を上げて泣くんだ
俺に抱かれた自分を
俺を受け入れた自分を
蛍に詫びながら
蛍を思って泣くんだ
お前の中の
俺に抱かれた記憶を
涙で流してしまいたいって
泣き続けるんだ
俺にはそれを止められない
俺のせいだから…
当然かな?
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