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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第4章 たかが恋?


『電話するもーん!じゃ!後でね!』

蛍くんに手を振って校門にむかいながら
明光くんに電話をかけた

〈お!姫凪?終わった?〉

明光くんは基本ワンコールで出る
変わってないなって
少し懐かしい気分になった

『うん、今どこー??』

〈チャント前見ろよ(笑)〉

視線を前に向けると明光くんが
車の窓から顔を出して手を振っていた

《さっきから居たんですけどー?(笑)》

前からと耳元からの声が重なって
目の前の明光くんの笑顔が
重なった

『電話繋いどく意味ー(笑)』

思わず私も笑顔になって
車に駆け寄る

「姫凪の笑顔やばい、可愛い」

車の中から手が伸びて
腕を捕まれ引き寄せられる
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