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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第4章 たかが恋?


見上げると蛍くんと目が合って

「珍しくいい子だね。」

唇がまた重ねられて

「いい子にはチューなんでしょ?」

『ん…』

「おやすみ…」

蛍くんがユックリ目を閉じる

『うん…おや…すみ…』

私も蛍くんの胸に
頭をあずけて目を閉じた

わかってる今のもさっきのも
昔のチューじゃない

[嫌いじゃない]で出来る
キスでもない、と思う

じゃあ何で私は
受け入れちゃったの……
拒否る事はいつでも
出来たはずなのに

ホント発情期なの?
フラフラして情けなくて
みっともなくて泣けてくる…
こんな汚い私は
ヤッパリ【要らない子】
なのかもしれない…
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