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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第16章 隔て顔


小さい背
低い位置にある顔が
僕を見上げて

『おかえりなさい、蛍くん』

笑ってる

その顔を見ただけで
胸が熱くなってくる

嬉しくて堪らない

堪らないんだけど、さ? 

周りに人影はない

って事は、だよ?

「何時だと思ってんの?
こんな暗いのに
なに一人で歩いてきてんの?!
バカなの?バカなのかな?
襲われたらどうすんの?!
キミには危機感ってモノは
無いのかな?!
今すぐ襲って
嫌でも警戒心持つように
してあげようか!?」
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