• テキストサイズ

白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第4章 たかが恋?


あえて触れないでいてくれてる?
あ、興味がないだけ??

どっちにしても…

気持ちが少し軽くなった

『ありがと………』

小さく呟くと

「なにが?怖い夢みただけなんでしょ?」

珈琲に口をつけた蛍くんが
静かに笑う

『うん………』

「無理に聞く程、僕ヒマじゃないし
ま、気が向いたら聞いてあげなくもない」

軽くメガネをあげながら
ぼそっと呟く

あんな苦し紛れ蛍くんが
信じるハズないのはわかる
それなのに納得しようと
してくれたのが
明光くんと別れた後の事を
思い出して

あの時も優しかったのを思い出して

『蛍くん、好きー!』

思わず蛍くんに抱きついた
/ 2295ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp