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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第4章 たかが恋?


明光くんの部屋で着替えを済まして
リビングに入ると
トーストと珈琲のいい匂い

「姫凪ちゃん、おはよう
よく眠れた?」

おばさんが顔を出す

『うん。おはよう!
あー!いい匂いー♫』

キッチンを覗きながら
騒いでると

「布施、朝から煩い」

後ろから蛍くんの声
追求されたらどうしよう…
そう思うと振り返れない

「ちょっと。無視?ふざけてんの?」

蛍くんが前に回って
顔を覗き込んできた

『ひぃ!おはようございます!』

「うん、おはよう。サッサと座れば?
そこにいたら邪魔だよ」

蛍くんはさっきの事には
一切触れずに淡々と話す
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