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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第4章 たかが恋?


『あ、うん。ごめん!
こわい夢見ちゃって(笑)
もう大丈夫!ホントごめんね?』

私の家の事情なんか
重くて面倒くさいに決まってるじゃん?

「それから?」

『え?それだけ…だよ?』

「は?それで通じると思う?」

思ってないけど!!

『だって他にないもーん!』

聞いても後悔しかないんだから!

「へー…あんな震えるくらいの
怖い夢ってなに……?」

だから…

『…忘れたもん!!』

蛍くんも今見た事は忘れて

明光くんが言ってた
深入りしたらダメって
お互いにって意味だ。

巻き込んだら
今度こそ本当に戻れない
もしかしたら
明光くんの時みたいに
イヤな思いさせるかもしれない
隠し事したいわけじゃないけど
蛍くんが傷つけられるのは
絶対に嫌なの

蛍くんは私の大切な人だから
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