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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第4章 たかが恋?


「キミの寝相が悪いからだよ
こうしてれば大人しくしてるでしょ?」

あ。そっちなのね。

『え!?そんなに姫凪危険?』

「うん…だから…このまま
僕に捕まえられてて?」

いつもよりも甘い声で
不覚にもドキドキして
ちょっとキュンとした

なんか守られてるみたいで
大切にして貰えてるみたいで

ま、蛍くん曰く
【抱き心地の悪い抱きまくら】
らしいけど(笑)

それでも、私の期待を
大きく上回るような
蛍くんとのやり取りで
とても幸せな気分になって

蛍くんの腕の中で目を閉じる

きっと蛍くんとは
元に戻れる
また仲良しでいられる
小さな期待を
大事に暖めながら

その日は眠りについた
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