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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第3章 些細な変化


「はいはい。もう寝なよ?
明日寝坊するよ?」

『大丈夫!蛍くんが居るから♫
起こしてね♡』

「イヤ。置いてくよ」

『それはイヤ!!』

ん?そんなムキになる所? 
コイツのスイッチ
まじ理解不能。

「チャント起きれば
済むことでしょ?」

『あ、うん、そだね…おやすみー』

布施が僕にくっついて
目を閉じる

「はいはい。おやすみー」

小さい身体を包んで
僕も眠りに落ちる
不安も嫉妬も独占欲も
溢れそうになる本能も
我慢出来そうな気がした

キミがここにいてくれるならね
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