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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第3章 些細な変化


翌朝起きると
案の定布施はまだ寝てて
小さな寝息が
僕の耳に届く
目覚めに見るには少し
刺激が強い
身体を起こして離れる

ベットを降りて
あくびを1つ
トイレに行こうとドアに向かうと

『…蛍くん…!?』

布施が後ろから
抱きついてきた

「ちょっと、どうしたの?」

『やだ…行かないで……』

泣きそうな声に少し
震えた身体

「トイレ行くだけ、だけど?」

戸惑わない方が無理な話
なんとか宥めようと
身体を離して顔を見ようとすると

『やだ…やだ…離しちゃだめ…
離れないで…ギューしてて……』

さらにキツく抱きついてくる
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