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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第3章 些細な変化


『蛍くーん…ねむい…です…』

予想よりも早く布施が
僕に擦り寄ってきた

「はいはい。じゃあ行こう
今日はもう寝る、オヤスミ」

キッチンで片付け物をする
母さんに声をかけて
リビングを出て
自室に入る
迷いなく僕のベッドに潜り込み
身体を丸める

「布施もうちょっと壁側行ってよ
狭いんだけど?」

布施の身体を押すと

『ひゃあ!擽ったぁ…!』

布施が身を攀じる

「変な声出さないでよ
誤解されたらどうするの?」

しっかり反応しかけてる
自分自身を気にしながら
布施のオデコを叩く
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