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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第3章 些細な変化


『だって蛍くんが脇とか触るから!
姫凪擽ったいの苦手なの!』

「知らないし。あれ位で普通
あんな声だす??」

『えー?!蛍くんだって
擽ったいハズー!』

布施が僕の脇を
こちょこちょ擽る

残念ながら
僕そんなに弱くないんだよねー
平然としてる僕に意地になったのか
背中とかお腹とかを擽ってくる

『なんで擽ったくないのぉ!』

「さぁねー?残念でーした」

フフンと鼻をならすと

『もー!ここもー?!』

と細い指が僕の首筋をなぞった

「ッウワ!止めてくんない!?」

自分でも驚く位
身体が跳ねる
そんな僕を見て今度は
布施がニヤニヤと
怪しい笑みを浮かべた
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