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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第3章 些細な変化


「デカイ図体の可愛くない息子で
悪かったね。早くご飯にしてよ」 

会話に割り込むと

「はいはい。じゃ姫凪ちゃん
適当に飲んじゃってね」

コーヒーカップを差し出して
夕飯の支度を整える
布施は僕が読んでた
雑誌を読みながら珈琲を飲んで
たまに携帯を眺めてる

またアニキ?それとも
日向か?王様は…なさそうだけど。

「布施。口開いてる。」

『ん?あぁ。うん。大丈夫…』

会話成立してないから。

「そんな楽しいメール?」

『…うーん…明光くんが…』

ヤッパリ、アニキか。

「アニキがなに?」

『…うん…チョット…』

僕には言えない内容なの?
日向とのメールは
見せて来るくせに
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