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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第3章 些細な変化
「姫凪ちゃーん
ご飯は?食べてきたの?」
『はーい♫だからお構いなく!
あ、珈琲だけ貰いまーす』
「それは良いけど…遠慮しないで
家で食べなさいね?もう家の子に
なっちゃいなさいよ(笑)」
『あ…ありがとう…。』
「私、娘が欲しかったのよね♡
家にはデカイ図体の男しか
居ないから小さな姫凪ちゃんは
本当に可愛いわぁ♡」
母さんの言葉を
布施はニコニコ聞いてて
でも絶対に[ハイ]とは
言わなかった
ただ何度も[ありがとう]って
繰り返すだけだった
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