• テキストサイズ

白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第3章 些細な変化


「なに?ヨリ戻そうとか?(笑)」

[うん]って言われたら笑えないけど

『…ん、んん?へっ?!まさか!』

「だよね。じゃあ何?」

少しホッとしたけど

『…』

ヤッパリ布施はだんまりで

「イジメられたの?」

あり得ないけど
黙られたら続かない

『まさか(笑)』

知ってるよ
でも挑発出来る空気でもないから
とりあえずで喋ってるだけだよ

「じゃあなんでそんな顔してるの?
らしくないじゃん」

洗いたての柔らかい髪に触れると

『…明光くんがね…蛍くんに
迷惑かけちゃダメだよって
言うから……』

姫凪が小さい声でいう
はぁ?アニキなに吹き込んでんの?
牽制のつもり?
/ 2295ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp