• テキストサイズ

白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第3章 些細な変化


「なに?」

『なんか蛍くんは年々
わからなくなるなーって』

なんかちょっと真剣な顔
布施らしくない

「それが普通。布施が
変わらなさ過ぎなだけ」

『変わった方が良い?
蛍くんはどっちがいい??』

真っ直ぐな目はいつも通り
なのに
なんか大人びた目

これ本当に布施?

「キミは変わりたいの?」

『…わかんない…でも私が
変わらないから…迷惑かけて…
だから………』

布施の声が小さくなる

「別に?キミが迷惑かける事なんか
皆の想定内なんだから
気にする事ないんじゃない?」 

宥めるつもりで言って
頭を撫でた
/ 2295ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp