第2章 はじまり
退院の日
由紀「どうもありがとうございましたー」
ふぅ。 やっと退院だ
由紀「はぁーやっぱシャバの空気は気持ちいい〜」
⁇「おーい、由紀ー!」
あれ、沖田だ
由紀「沖田!来てくれたの⁉なんか意外」
沖田「うるせぇ。おめーのかーちゃんに頼まれたんだよ。迎え行ってくれって。俺が自分からくるわけねーだろうが」
由紀「だよね。」
..........
やっぱり...来てくれないんだ、お母さん。
沖田「え?あれ?冗談だよ?本気にしてない?」
あわあわと焦る沖田。
由紀「ふふっ わかってる 本気にしてないよ。」
沖田「騙したのか!⁉」
由紀「騙したのはそっちでしょ?」
沖田「っ‼」
由紀「ふふふっ ホント沖田面白ーい」
沖田「うるせー!」
由紀「ありがとね。 沖田」
照れながら、笑う由紀。
沖田「‼ あ、あぁ」