第5章 帰り道
沖田「チャイナと帰ってたのかィ?」
由紀「そうだけど...?」
沖田「アイツ、良い奴だろィ?」
由紀「うん!すっごく良い子だね。それに.....すっごく可愛い!」
沖田「そーかィ?俺にはマウンテンゴリラにしか見えないけどな」
由紀「それ、絶対に神楽ちゃんに言っちゃダメだからね....!」
沖田「お、おう」
由紀「あのね、神楽ちゃんは、多分沖田の事....」
沖田「ん?」
由紀「あっ、や、やっぱりなんでも無い!」
沖田「?......そ、そうか」
言わない方がいいよね。
やっぱり神楽ちゃんが自分で言いたいはずだし。
てゆうか、まだ確実じゃないしね。
それよりもまず、私の気持ちを言わなくちゃ
由紀「沖田、あのさ、」
沖田「なんだ?さっきから。」
由紀「私が今日、沖田をお弁当に誘ったのには、理由があってさ。」
沖田「そうなのか。で?その理由はなんでィ?」
由紀「実は、伝えたい事があって」
沖田「おう...な、なんでィ」