第5章 帰り道
由紀「お、沖田はさ、今まで、ずっとずーっと小さい頃から、一緒に居てくれたでしょ?わたし、すっごく感謝してるんだよ?」
沖田「.......」
由紀「わたし、沖田が居なかったらわたし死んじゃってるかもね。それくらい、沖田は、わたしに元気をくれていたの」
沖田「ああ」
由紀「いつもお見舞いに来てくれていて、いつも励ましてくれて....本当にありがとう。」
沖田「当たり前だろィ?だって、幼馴染なんだしよぉ。それに、てめーの母ちゃんにも頼まれたしさ」
由紀「.......うん。わたし、沖田が幼馴染で良かった...!」
沖田「おう。これからも....なんていうか....ずっとそばにいてやるから。安心しろよ!」
由紀「....うん。でも、沖田?わたしばかりかまってないで、自分の青春もしなよ⁇」
沖田「....そうだな。彼女は欲しいよな」
由紀「うん!そうだよ!恋しなよ!....そーれーにー、運命の相手は意外と身近に居るもんだよ?」
由紀は、そういい、沖田の背中をバシッと叩く
沖田「ってぇ!なにすんだよ!?」
由紀「頑張って気持ちに応えてあげてね。」
沖田「?」
沖田とまた、仲が深まったように感じた帰り道だった。