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誰も知らない。【気象系BL】

第1章 葛藤 × Red。 Vol.1


「おはよーございまーす」
「おはよー」

続けてニノと智くんが楽屋に入ってきて
一気に賑やかになる。



「相葉くん、昨日ゆっくり休めた?」

「休めた、休めた! もう、爆睡だよ!」


「二人でロケだったんでしょ? 千葉だよね?」

「そーなの!楽しかったよねぇ、しょーちゃん!」


松潤の質問に相葉くんが食い気味で答えて
そして俺に振ってくる。


「楽しかったね! 最高だったよ」

「SUMOチューブなんて、しょーちゃんはしゃいじゃってさぁ」



あぁ、この笑顔…



「SUMOチューブって何?」

「あのね、こーゆーの着てロープでこうやって…」

「ぜんっぜんわっかんねーよ!」


ゲームをしていて会話に参加してないと思っていたニノが
相葉くんのジェスチャーにツッコむ。


「ふふっ。面白そうだね?」

「リーダー、今の説明で理解したの?」

「なんとなく?」

「ぜってーわかってねーだろ!」


智くんに松潤が容赦なくツッコむ。
そんなみんなを見ながら
『うひゃひゃひゃ』って笑う相葉くんに
俺は目を奪われていた。



「翔さん?」


「えっ?」



「新聞が逆さまですけど」

「あ。」




相葉くんに見惚れてて
ニノに言われるまで気付かなかった


何やってんだ、俺。
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