• テキストサイズ

誰も知らない。【気象系BL】

第5章 真愛 × Blue。


「そーゆーお前らも気をつけろよな!」

翔くんがビシッ、と指を指した方向には



「「え?」」



ニノと相葉ちゃん?
え? なんで?


「あ、やべ…」

「ちょっと、翔ちゃん!」
「あー、あー、あー、あー、あー!!!」


「え、お前ら…そうなの?」

「そーだよ?」

「やめろ、あいばか!」


どうやら知らなかったのは
俺と松潤だけのようだった。



「キッチリ説明してもらいましょうかね。ねぇ?リーダー?」

「そうだねぇ、松本クン。」







ダンスレッスンが終わったあと
控室を小一時間貸し切り
ミーティングという名の尋問が始まった。


「ニノが、相葉ちゃんとねぇ…」

「あのニノがねぇ…」

「ちょっと!俺は?! 俺に意外性はないってこと?!」

「ねーな」
「無いね。」


ニノは俺たちにバレたことで
不貞腐れて口を尖らせてる。


「悪かったよ、ニノぉ〜」

「もう翔さんなんか知らないっ!」

「翔ちゃん!俺にも謝ってよ!」



相葉ちゃんはさ
ずっとニノのことが好きだったんだ。
それはそれは
いくら鈍い俺でも気付くくらい
一途に猛アタックしていて。

そんな相葉ちゃんをアメとムチで手のひらの上で転がしてたニノが
相葉ちゃんを受け入れたことに
俺は驚いた。
/ 181ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp