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誰も知らない。【気象系BL】

第5章 真愛 × Blue。


「ニノ達のこと、なんで知ってたんだよぉ…」


ムスッとして
ソファーで体育座りするオイラに

「あー、いや、なんつーか…」

歯切れの悪い返しをする、翔くん。



「いつから知ってたんだよっ」


「いつからって…最初から?」

「はぁっ?! 俺に隠し事してたってこと?! 酷くない?!」

「だってそれはさぁー」



よくよく聞いてみると
ニノの背中を押したのは翔くんだという。


「ニノになんて言ったの?」


「早くしないと取られちゃうよ、って」

「取られちゃう、って、誰に?」


「ま、」

「ま?」



「松岡くん…」

「はぁっ?!」


松兄ぃとは
俺だって仲がいい。

松兄ぃが相葉ちゃんを狙ってるなんて
思ってもみなかったよ?


「まぁ、実際のとこはわかんないけど
ぽいじゃん?
ニノ的にもリアリティーあったみたいでさ
それでニノの方から行ったみたいよ」

「へぇ―…」


結果オーライってことか?
まぁ、それならそれでいいんだけど。


「今回のフリでさ
キューピットが矢を放つトコ、あるじゃん?
あれ、まさに翔くんやっちゃったんだね?」


「そーなっちゃいます?」


さすが、縁結びの櫻井(笑)
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