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【おそ松】蜂蜜色
第1章 最底辺だって、幸せは身近に
何となく分かった気がして、笑いがこらえられない。
「チョロ松…勘違いしてない?」
「…へ?」
「前の彼氏と使ってたマグカップ…って思ってるでしょ」
「…違うの?」
勘違い確定。笑いすぎて涙が出てきた。
笑う私を見て、キョトンとするチョロ松。
もう限界!お腹抱えて笑っちゃうよ!
「違う違う!それ、新品未使用だよ」
「新品…未使用…?」
私はマグカップを手に取って底を見せる。
買ったときのまま、シールが貼ってある。
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