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【おそ松】蜂蜜色
第1章 最底辺だって、幸せは身近に
「証拠って言えるほどじゃないけど…」
「…本当だ…」
信じてくれたのかな。
「これね、チョロ松に似合いそうな色だなーって思って」
淡いグリーンのマグカップ。
もう一つは自分用に淡いピンク。
「僕に?」
「だいぶ前に買ったんだけど、いつかチョロ松と一緒に使えたらいいなって」
お気に入りの雑貨店で見つけたんだよね。
「だいぶ、前から…僕のこと…」
「あはは、ばれちゃった」
「…雪菜さん!」
チョロ松が突然私を抱きしめた。
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